『激昂がんぼ』のラストでハタ所長の死によってその地盤を受け継いだ神崎守。拠点を大阪に移し、本格的に関西で事件屋としての活動をスタートさせるが、ハタの地盤の奪取を狙う他の事件屋や、そのケツモチである暴力団等とのトラブルに巻き込まれる。一方で二宮も大阪府庁へ異動となり、広島時代からの付き合いである神崎と再び関わりを持つこととなる。
そんな矢先、神崎がある事件で地元の暴力団・真賀仁会とトラブルとなり、瀕死の重傷を負ってしまう。一時は意識不明の重体となるものの、二宮の尽力で設備の整った病院へ転院することができ一命をとりとめた。神崎が退院して事件屋に復帰してまもなく、今度はある政治家の(選挙資金としての)裏金を地元の信用金庫から融資を受ける案件に二宮が巻き込まれ、汚職事件として立件寸前のところまで追い込まれるが、二宮に恩のある神崎が私財をほぼ全て投入して偽装担保を用意し、二宮を窮地から救う。
その後、神崎は真賀仁会の顧問的存在となっていたが、真賀仁会内部では跡目継承に関する問題がくすぶり、それに乗じた上部組織である講談組や関西進出を企む“東の組織”の陰謀に絡む形で真賀仁会総長が殺される事件にまで発展してしまう。そこで神崎は真賀仁会を焚き付け「大阪講談組」として分離独立することを提案し、独立した大阪講談組の顧問に正式に就任。それにより関西でも事件屋としての地位を確立するに至った。
神崎は京都や奈良でも事件屋としてさまざまなトラブルを解決し「フィクサー」となる一方で、二宮も神崎からの情報を利用し大阪府庁での地位を確立していく。
![[Comic Set] がんぼ ナニワ悪道編 จบ (เล่ม1-9)](https://keybookonline.com/wp-content/uploads/2025/11/oS4NS9k0jihjVtv9VAD0lQdIE6bRgVw7qsQhuc5S.jpg)






