武藤銀次が東京の神田で営む居酒屋は、幼馴染の平賀と葉瑠以外に常連客がなく、閑古鳥が鳴いていた。銀次はある日通りかかった馬喰町の孤穴稲荷に参拝し、「楽して儲かりますように」などと祈願した。すると一天にわかに掻き曇り、激しい雷雨に見舞われる。拝殿内に避難したが、雷鳴に驚いて中にあった井戸(と言っても水はなく、大人なら底に立つと顔が出る程度の深さ)に落ちてしまう。出てみると、そこは西暦1820年当時(約200年前)の江戸だった。
馬喰町の住人達から不法入国者(南蛮人)と疑われ逃走。その最中焼き鳥の匂いに誘われて本所菊川の長谷川邸に無断で立ち入り、焼き鳥を盗み食いしたところを平蔵に取押えられる。平蔵の兄主税(幕府筆頭膳奉行)は、祖父宣以(鬼平)が作った「飯科帳」(江戸市中の料理屋の番付表)の改定作業を将軍から直々に命じられ困っていたため、盗み食いの罪を許す代わりに「飯科帳」作りに協力して欲しいと銀次に依頼(脅迫)し、銀次と平蔵の江戸市中食べ歩き紀行「銀平飯科帳」が始まった。
![[Comic Set] 銀平飯科帳 จบ (เล่ม1-11)](https://keybookonline.com/wp-content/uploads/2025/11/71mq-z-rZEL._AC_UF10001000_QL80_.jpg)






